1年間も離れて寂しくないですか?|教えて!宇宙留学のこと

こんにちは

シニアマザーズティーチャーの山下イクミです。

 

さて、今日は

「宇宙留学に行きます」「行っています」

と話すと

 

必ずと言っていいほど聞かれる質問

「寂しくないの?」

について。

 

この記事の内容

宇宙留学の期間は1年間

 

宇宙留学の話をして

皆さん驚かれるのが

期間が「1年間」と長いこと。

 

夏休みや冬休みに

1週間ほどキャンプなどで行くことを

想像する方が多いのですが

 

里親留学をした場合には

1年間、親元を離れて

種子島の里親さんのもとで暮らします。

 

 

夏休みや冬休みは帰省しますが

(里親さんの方針により異なります)

 

それでも

毎日一緒に暮らしていた

小学生の子どもたちが

 

何ヶ月も離れてしまうのは

想像できない!

と思われる方も多いかもしれませんね。

 

 

「寂しくないの?」

「私には無理ー!」

「寂しすぎる!」

 

この質問や会話も

そんな「想像できない!」という

気持ちから来るものかもしれません。

 

 

きっとどう感じるかは

それぞれの親子にとって違うけど

 

実際に里親留学をしたわが家の場合は?

について

ちょっとだけご紹介しますね。

 

寂しくないわけじゃないけど、楽しさが上!

 

「宇宙留学に行くっていうと

 「寂しくない?」って聞かれるよ」

 

と実際に娘に話をしてみたら

こんな言葉が返ってきました↓

 

「うーん、寂しくないわけじゃないけど

 楽しいが上だからなぁ

「寂しいより、楽しいよ!」

 

 

娘と話ができるのは

2週間に1度の

1時間の電話タイムだけ。

 

娘は

その電話タイムを

「大切な心の充電の時間」

と話していたので

 

全然寂しくない!ということは

ないのだと思うけれど

 

とにかく毎回

「あんなことがあったよ!」

「こんなことがあったよ!」

とそれはもう楽しそうに話すんですね。

 

そんな様子をみていると

親の私が羨ましいくらい。

 

 

きっと留学中も

いろいろなことがあるんだろうけど

 

・2年生の時からずっと行きたかった気持ち

・3年間、宇宙留学生の応募のために夏休みに作文と葛藤したこと

・4年生のときは受検なのか宇宙なのか本気でずっと迷った時期

 

それを経験したうえで

「それでも行きたい!」

とやっと実現した宇宙留学

 

そんな積み重ねもあるからこそ

1年という時間を

全身全霊で楽しめているのかもしれません。

 

お互いに夢中になることをしている、その事実が嬉しい

 

とはいえ

実は「寂しくない?」の質問で

皆さんが本当に聞きたいのは

 

「子どもが寂しがらない?」

ではなく

 

「親が寂しくないの?」

なのではないでしょうか。

 

 

実は

 

私の場合は

「寂しくはない」が

正直な気持ちです。

 

そんなことを言うと

なんて薄情な親なんだ!

と思う方もいるかもしれないのですが

 

私にとって

娘との関係が「心地いい」と感じる

大切な要素のひとつが

 

お互いに自分が好きなことに

夢中になれていること

なんです。

 

 

こんなふうに

考えるようになったきっかけは

娘が生まれた頃。

 

こちらの記事にも書いたのですが

娘が生まれてすぐに

東日本大震災があり

 

「親はいつ死んでしまうかわからない

 それでもこの子が幸せに生きていけるように

 何が残せるのかな?」

 

と真剣に考えたんです。

 

その時に私の中に芽生えたのが

「記憶が人生を支える」

という想いでした。

 

一緒にいられるかいられるか以上に

 

その経験や思い出が

子どもがこれから生きていくための

大切な記憶になるのか

 

私の中で、それが

大切な選択基準になったのだと思います。

 

 

そしてもうひとつ。

 

娘の育っていく様子を見ながら

彼女の好奇心や興味は

私の手には負えない!と感じて

 

私ひとりで子育てをしていたら

彼女の良さが広がらない

と感じてきたことも

 

「寂しい」ではなく

「心地いい」と感じる

理由のように思います。

 

 

娘にとって

宇宙について考え

思いを巡らせている時間が

 

本当に大切でワクワクすることなのは

小さな頃からずっとずっと

強く伝わってくることですし。

 

さいごに

 

「1年間も離れて寂しくない?」

 

親にとっても

子どもにとっても

寂しさがゼロではないと思いますが

 

お互いに

それに勝る魅力を感じているからこそ

 

「宇宙留学に行く」という

選択をしたように思います。

 

離れていても

お互いに夢中になれることを目の前に

「楽しい」と思えることをしていることが

 

私にとっては

「心地いい」し

 

娘にとっても

「寂しい」以上の

「楽しい」毎日がそこにある。

 

そんな経験や選択ができていることに

あらためて感謝をする日々です。

 

シニアマザーズティーチャー 山下イクミ

 

* * *

 

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