さて、2019年も始まり、実は最近、心の奥から突然わき上がってくる、不安を感じることがあります。
理由はきっと・・・そろそろ、転勤があるから。
転勤への不安は、自分の中で、だいぶコントロールできるようになっていたかと思っていたけれど、やっぱり心のどこかでは、不安を感じているんですよね。。。
こんな自分を感じたこともあり、私の今年のテーマは、転勤があっても自分と仲良く過ごしていけるためのテーマにしました。
この記事の内容
転勤は突然に・・・
転勤族といっても、いろいろなタイプがありますよね。
自分の希望で転勤できる職種、本人の希望はあってもないような職種。
転勤の場所や時期がわかるのも、1年前の職種もあれば、半年前の職種、1ヶ月前の職種など、いろいろ。
そんな中、夫は仕事柄、転勤は突然に・・・
本人にも、転勤(引っ越し)の2週間前に、辞令が言い渡されます。
だいたいの辞令発表時期は決まっているもの、実際にわたしたちが
いつ?
どこに?
引っ越すことになるのかは、本当に直前にならないとわからない。
実際、前回の転勤のときは、お友達に引っ越しの挨拶もできないまま、その土地を去らなければいけませんでした。。。
過去の転勤後の記憶・・・
お世話になった人に挨拶もにできないまま、住んでいた土地を去り
下調べもできないまま、知人もいない新しい土地にうつる。
全国転勤のため、ちょっとした生活の「あたりまえ」も全然違う。
些細なことを、聞いたり相談できる人がいない・・・
連絡を交換して話ができる知人がやっとできたかと思ったら、
毎日私と子供を苦しめるようなメールを送ってきた。。。
でも、それを相談できる人もいない。
顔見知りはすぐにできても、話ができる友人はなかなかできない。
小さな「話せない」「聞けない」が積み重なっていった・・・あの日。
この1年で「今度はもう大丈夫」と思えてきていたつもりでいた。
人との関わりやコミュニケーションのことも、いろいろな捉え方ができるようになったし。
仕事を通じて、全国に、たくさんの仲間もできた。
転勤が、前よりも楽しみになってきた・・・と思ってたけど。
どこかで、こんな過去の記憶の中にある感情がうずく、自分に気がついた。
きっとこれが、今の自分なんだ。。。
後ろにさがることがあってもいい、1ミリでも前に進めれば
きっと、理想としては、こんな不安を消して、前に進めればいいんだと思う。
でも、人間、そう簡単にはいかない。
無理に、そう思っているつもりになって、自分を苦しめるのは、私にとっては、もっとずっと辛いこと。
だからね、2019年は、このテーマをたててみたんだ。
「進」
転勤したら、またゼロからの出発になるかもしれない。
一歩前にすすんでも、また、押し戻されることもあるかもしれない。
というか、実際はそんな繰り返し。
でも、本当に元の場所まで戻っているの?って考えてみると。
そこまで進んできたからこそ、自分の中にできた土台のようなものが必ずあって。
前に進む気持ちさえあれば、きっと、すごくすごく小さくても、1ミリかもしれないけど、進んでいるんだと思う。
だから。
前に向いている自分を、たった1ミリでも進めた自分を認めてあげられる自分でありたい。
それが、きっと1年後の自分をつくっていくんだと思う・・・
本当は、もっと野心的な1年のテーマをたてたい気持ちもあるけれど。
倒れることなく、家族と一緒に進んでいくためには。
きっと、これが、私にとって一番大事なことになる気がする。
こんな私ではありますが、皆さん、今年も1年、どうぞよろしくお願いいたします。
マザーズティーチャー 山下イクミ