いってきます！のまま
なんの報告もできないままだった
種子島での娘の卒業式の話。
実はあの投稿の後
さまざまパプニングがありました…
鹿児島空港で
鹿児島県在住のコーチ仲間の
村田コーチと会おう！
と約束をしていて
ふたりでコーヒー片手に
足湯をしながら
のんびり乗継飛行機を待っていたら
なんと
種子島への飛行機が欠航となり！
（羽田ではそんか情報なかったのに〜）
便の変更をしようかと手続きに並ぶも
最終便が満席になり！！
（しかもその便もその後、欠航に）
翌朝も天気予報を見る限り
飛ぶかどうか悩ましい状況！！！
（朝から卒業式なのに…）
おそらくひとりでは
どうにもならなかったと思うけど
頼もしい地元民である
村田コーチがいてくださったことで
「高速船」という選択肢が浮かび
さまざまシュミレーションし
娘の里親さん
通っている小学校の校長先生
宿泊予定だった宿の方の助言もあり
急いで翌朝イチの
高速船の予約をし
種子島のレンタカー会社さんは
お借りする車を
空港から港へ移動させてくださり
その日は港近くに泊まろうと
鹿児島空港から鹿児島港へ
移動することになりました
しかし！！！
今度はなぜかホテルがどこも満室で
ものすごーい高いホテルしか空きがなく
既に５時を過ぎているというのに
かれこれ１時間以上
パソコン画面と睨めっこ…
結局、全然見つけることができず
もしかしたら何かの理由で
満室なのだろうということになり
村田コーチのご厚意で
ご自宅に泊めさせて
いただくことになりました。
（村田コーチ
本当にありがとうございました！涙
しかもご近所の
風情ある番台のある銭湯も紹介してもらい
鹿児島の恵みを満喫）
しかし一方で
高速船にしたことで娘の卒業式開始には
間に合わないことは確定で
それでも
どうにか式終了までには駆けつけたいと
高速船から下船後
必死に（でも安全運転で）
車を走らせること１時間半
小学校の校門前には
里親であるお父さんが待ってくださり
車を誘導してくださって
とにかく
カメラだけ持って体育館に駆け込み
どうにかこうにか
卒業式の退場前に滑り込むことができました。
間に合ったことの安堵と
やっぱり悔しさもあり
終わった途端なんだか
涙が溢れてきてしまったのですが…
本当に本当にありがたいことに
教頭先生から
ダイジェストで
娘の出番だけ
再演して下さるとご提案があり(T T)
全校児童の皆さんと
保護者の方のご協力のもと
（誰も退室せずにお付き合い下さったことが
本当に感激でありがたく…）
娘の晴れ姿を見ることができました。
本当に本当に
ありがとうございました。
その後も
学校や地域の行事が毎日続く中で
（それもすごい！）
子どもたちを
たくさんの大人が分け隔てなく見守る
瞳の温かさをさまざまな場面で感じ
大人たちが
こんなにも自然にパワフルに
協力し合う背中が
日常の中に
あふれている環境に
驚きと感動を覚え
短くとも
ぎゅっと詰まった５日間でした。
本当に私たちは
たくさんの方に
支えられ見守っていただきながら
生きているのだなと感じたし
この１年間は
どうしたらこの
ありがとうの気持ちが伝わるかなと
考えてきたけれど
なんだかそれが
ちっぽけに感じるくらい
最後まで
想像以上のたくさんの温かさで
体中が満たされて
感謝を超えた気持ちの渦に満たされた
きっと一生のうちにそう何度とない
大事な時間になりました。
最初から最後までドタバタで
カメラもビデオも何度も失敗して
ポンコツ母を発揮しまくりでしたが
（娘よ、ごめんね…）
こんな親子をいつも包み込んでくださり
本当に本当に
ありがとうございました。
１番の恩返しは
これからもこの出会いを大切に
共に歩んでいくことのように思いますので
ぜひどうか
これからもどうぞ
よろしくお願いいたします。
〜Special thanks〜
里親のSさんご夫妻／小学校の先生方・子どもたち／集落の皆さま／南種子町教育委員会の皆さま／宇宙留学制度を支えてくださっている皆さま／キッズおでかけサポートでお世話になった皆さま／宇宙留学を教えてくださった滝田さん／現地の様子を伝えてくださった窪田さん／いつも鹿児島でスタンバイしてくれた永田さん／鹿児島での時間をより楽しいものにして下さった村田コーチ／娘の宇宙留学を見守ってくださったすべての方々へ
シニアマザーズティーチャー 山下イクミ
＊ ＊ ＊
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