「活躍してるみたいですね、、、コーチング(の仕事)」
今日ある人にこう言われて、なんだか違和感を感じた自分がいました。
そう。
わたしは「コーチ」として仕事をしているし、マザーズコーチングスクールやトラストコーチングスクールの講師として、コーチングを体感しながら学べる講座を提供している。
でも。
きっと私は「コーチング」を教えよう、という気持ちをもって講座を開いていなくて。
その人が大切にしたい人
~それは、子どもかもしれないし、旦那さんかもしれないし、職場の人かもしれないし、もしかして自分自身なのかもしれない~
との関係をもっとよくするために、コミュニケーションをより良くするために、そのきっかけになれたらと思っていて。
そこにあるのは、「コーチング」っていう言葉よりも「コミュニケーション」っていう言葉であり、「スキル」よりも「想い」「気持ち」を大切にしたいという気持ちがある。
そいういえば、ナーサリーコーチングの営業を始めたころ、ある園の先生に
「コーチングってテクニックでしょ。わたしはテクニックで人と関わるのは・・・(だから、ごめんなさい)」
と言われたことがありました。
その時「テクニックだと思ってほしくない!」と瞬間的に思ったんだけど、それをまったく言葉にできなくて、何も返すことができなかった・・・
その先生のおっしゃっていることは本当にそのとおりで。テクニックじゃ人は動かせない。
ただ、わたしたちが届けようとしているものは、スキルやテクニックじゃなくて。
今こうしてコーチングを学び続けているのは、テクニックで武装して強くなるためじゃなくて。
力になりたい、応援したい大切な人のために、ほんとうに普段のなにげないやりとりの中で、力になれる、応援できる自分になっていきたいから。。。
だから、冒頭の言葉が、どこかテクニックのことを言っているように聞こえて。そこに心が通っているものに感じられなくて、違和感を感じたのかもしれないな・・・
そっか。
わたしがいま届けようとしているもの、大切にしているものは、心と心が通う、体温のある、関わりであり、コミュニケーションなんだね。きっと。
*TCS認定コーチ
*MCS認定マザーズティーチャー
*PAA認定パートナーシップコーチ
*整理収納アドバイザー
*親・子の片づけインストラクター
山下イクミ