転勤後とつぜん不安がやってくる瞬間 ~転勤族妻の気持ちのコントロール~

8月に埼玉に引っ越してきて

もうすぐ2か月が過ぎようとしてます。

 

コミュニケーションを学んできたし

全国に仲間がいる安心感もあるし

今回の転勤では

前回のような不安は

きっと感じずに進むことができそう!

 

そう思って1か月目を過ごしてきたけれど

2か月目を迎えたときに

 

突然

 

気持ちが大きく揺れ動いた時期がありました。

 

「不安って、こんな瞬間にやってくるのかも・・・」

そんなことを感じたできごとの、お話です。

 

この記事の内容

転勤後1か月目はとにかく必死

突然の転勤と、引っ越し。

 

辞令から引っ越しまでの期間は

ひとそれぞれだけど

わが家の場合は

辞令から引っ越しまでたったの2週間。

 

仕事をしながら

2週間の間に挨拶まわりや

手続き、荷造りをしてバタバタの状態の中で引っ越し。

 

引っ越し後も

とにかく必死なのが1か月目でした。

 

幼稚園のこと

小学校のこと

もろもろ手続き

 

スーパーはどこにある?

ドラッグストアはどこにある?

郵便局はどこにある?

銀行はどこにある?

駐車場がない!?

 

とにかく、

生活環境を整えることでいっぱいいっぱいで。

 

「子どもが安心して過ごせる場所」

を選んでいくことに必死でした。

 

 

仕事が好きなのに、

全然そっちに目が向かない。

 

生活と子どものことで精いっぱい!

まさか、

自分がこんな思考状態になるなんて思いもよらなかった・・・

 

 

予想していなかった、

出会ったことのない自分の状態に、

ショックさえ受けていました。

 

でも、

大変だけれど、

いい意味で、

他のことには目もくれず走り続けられたのが

この時期だったのかもしれないと

後から気がついたんです。

 

2か月目に入って感じているのは、

この状態だったからこそ、

毎日淡々と生活の基盤を整えていくことができていたのかもしれないということ・・・

 

転勤後2か月目に突然生まれた「不安」

必死すぎる毎日だったけど、

その中でも「心のバランスは整えながら進めている。

 

コミュニケーションを学んできてよかった!」

そんなふうに思えていた1か月目。

 

でも、2か月目に入って突然、

自分の気持ちが大きく変化しだしました。

 

「なんか・・・無性に不安・・・」

 

不安というよりも、

もしかしたら「焦り」に似たものだったかもしれません。

 

思ったように仕事ができていない自分

思っていたよりも片付いていない部屋

子どものやりたいことに応えられてない自分

 

「なんで、あの人みたいにできないんだろう・・・」

「こんなはずじゃなかったのに・・・」

「あー、またこっちの都合で、子どもを言いくるめてしまった」

 

1か月目は心の状態もあんなに順調だったのに、

パタッと思考が違う方向に向きだしたんです。

 

思考の変化の裏側にあったもの

きっとこれが以前の私だったら、

このまま違う方向へ進み続けたかもしれません。

 

でも、

日々のコミュニケーションに

丁寧に向き合ってきたこの2年間のおかげで、

ふと、あることに気が付くことができました。

 

それは・・・

 

「視野が広がったから、

 周りが見えるようになったから、

 もしかして私は、周りと比較しだしちゃったのかもしれない・・・」

 

実際、

この心の気持ちの変化が起こる前に、

気のゆるみからか風邪をひきました。

 

その時も

「気持ちが落ち着いてきた証拠かな」と思ったんだけど。

 

朝起きて、

朝食を食べて、

朝家事をして、

学校や幼稚園に送り出す。

 

幼稚園と学童にお迎えに行って、

お風呂に入って、

夕食を食べて、

夜家事をして、

寝かしつける。

 

あたりまえの生活を

日々まわすことができるようになってきて、

はじめて仕事へも気持ちが向いてきた頃でした。

 

つまり、

自分の家の中のこと以外に目が向きだした瞬間に

「不安」な気持ちがむくむくと膨らみ始めたんです。

 

転勤族ママが気をつけたい気持ちのコントロール

生活が整ってきたとき。

 

それは、転勤族ママにとって

その瞬間はホッと一息つける瞬間でもあるけれど、

 

その一方で、

ちょっと気をつけなければいけない

時期なのかもしれません。

 

周りに目が向いてくる。

 

でも、だからこそ、

周囲と自分を比べがちになったり、

まわりの子どのと自分の子どもを比べがちになりやすい。

 

もしかして、

そんな気持ちになりがりなのが、

この時期なのかもしれません。

 

新しい環境に慣れていくためには、

まわりに目を向けていくことは必要だし、

まわりと比べることが絶対に良くないということではないけれど。

 

それによって、

自分とのコミュニケーションや

家族とのコミュニケーションに、

もしマイナスの影響をあたえてしまうのなら、

とても残念なこと・・・

 

そんな時に、

自分の気持ちの変化を客観的に見ることができたり。

 

ひとつの方向からだけじゃなくて、

いくつかの方向から

自分や家族のことを見ることができることで。

 

もしかして、

孤独という負のスパイラルに陥るのではなく、

ふっと次の一歩を踏み出せるかもしれません。

 

コーチングは万能ではない。

コーチングを学んできたとしても、

不安な気持ちを「感じる瞬間」はある。

 

でもそこから、

考え方をより早くシフトしていって、

気持ちのコントロールをしたり、

自分が向かいたい方向へ歩みだす自分へ整えていける。

 

それを、体感として思いっきり感じた時間でした。

 

転勤族ママの皆さんに、少しでもお役に立てれば幸いです★

 

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