こんにちは!転勤族子育てママのライフコーチ、山下郁美です。
8月に入り、夏休みの中盤となりましたね。この頃になると気になってくるのが・・・子どもの宿題。「ちゃんとやってるかしら」「終わるのかしら」とヤキモキすることもありますよね。
実はわが家も・・・今年は油断してました!!!
小学校1年生だった昨年は、比較的スムーズに進められていたので、今年もそんな感じでゆるく構えていたのですが。先日、子どもの宿題の進捗を改めて確認してみたら・・・ん!?!?!?これは、まずいんじゃないかな!?!?と。
そして、その状況に気がついてしまった私たち親子のようすはというと・・・
私 → 「宿題やった?」「今日はどこまで進んだ?」の回数が増える
娘 → 「えー、今やれってこと?」と機嫌が悪くなる
のなんだか悪循環に陥っていく感覚。
さてさて、こんな時こそ!整理収納&マザーズコーチングで、子どもとの関わりを見直してみました。
この記事の内容
夏休みの宿題にイライラしてる理由ってなんだろう?
そもそも、なんで急に夏休みの宿題が気になってきてしまったんでしょう?
・もし宿題が終わらなかったら、子どもが学校で叱られたり嫌な思いをするかもしれないから・・・?
・でも、時には子どもに、そんな失敗を経験させるのもありなのかなぁ・・・
・でも、それが原因で自信をなくしたり、勉強が嫌いになったら嫌だなぁ・・・
・でも、宿題宿題って言われる方が、勉強が嫌になっちゃうかなぁ・・・
・ん?もしかして、宿題が終わらなかったら、私自身が「ちゃんと管理できない親」って思われるのが嫌なのかな?
・というか。そもそも、このペースだと、本当に宿題は終わらないのかなぁ?
・あー、もしかして。自分自身が小さい頃、早めに宿題を終わらせて、残りの夏休みは遊んで過ごしていたい!って思ってたから、それを押し付けているだけなのかなぁ・・・
そんなことを考えているうちに、ふと、あることに気がつきました。
そもそも宿題の進捗状況を、子どもも親も把握できていない!「わからない」ことが一番の不安の原因かもしれない!
そう、実は私がイライラ・モヤモヤするときの原因No.1は、「わからない・不安」なことがあるとき。だから、これを解消すれば、もしかして夏休みの宿題に対するイライラも減るのではないかな?と思い、ある工夫をしてみることにしました。
宿題への不安を減らすための工夫
どこまで進んでいるのか、そしてあとどれだけすれば終わるのかが一目で分かるようにすれば、今回の娘の宿題への不安も減って、イライラが減るはず!ということで、さっそく宿題一覧表をつくり「見える化」をしてみました!
学校から配られるプリントにも、宿題の一覧は書いてあるんですが、文字だけだとどうしても見づらくて。イラストを入れて、子どもにも見やすくまとめてみました。作成所要時間も、子どもにインタビューしながらでもたった3分程度!
宿題が終わるごとにシールを貼っていくので、頑張ったことを認めてあげる機会もできて、子どものモチベーションアップにもつながるというメリットも。
そして実はこれ、昨年は夏休みに入る前につくっていて、しかも終了目標日まで記入していたんですよね。今年はといえば・・・私の怠慢でつくっておりませんでした。そっかぁ・・・それでかぁ。
工夫をしてみた後の変化は?
さて、では、見える化してみて、私と子どもの様子はどう変わったかというと。
宿題の全体像や、あとどのくらい残っているのかが一目で分かるので、私の内側にあった余計な焦り=イライラが減りました。不思議ですよねぇ。宿題の量は変わっていないのに。
声のかけ方も、「今日は、どの宿題やってみる?」「これは、いつやろうか?お母さん、忘れないように、カレンダーに書いておくね!」と、一緒に目標を決めるような言葉がけに変化しました。
正直、子どもが積極的になった!みたいな、劇的な変化はありません。
でも、私の声かけが変化したことで、冒頭に書いたような悪循環の会話は減ってきましたし、シールを貼る瞬間、ちょっと嬉しそうな顔が見れて、認めてあげられる機会ができて良かったな、と感じています。
・・・とはいえ、なかなか一筋縄ではいかないのが、子どもというもの。これで、私のイライラは半減しましたが、実際に宿題を進めるためにはもうひと工夫が必要でした。
それはまた、次回の記事で。
まとめ
子どもの夏休みの宿題が終わらないかも!?という焦りと不安で、子どもを責めるような会話が増えてしまったわが家。
イライラの原因は「全体像や進捗がわからないこと」だと分かり、子どもにも見てわかりやすい「宿題一覧表」を貼り出すことにしました。その結果、
・私のイライラが半減
・一緒に目標を決めるような言葉がけに変化
・子どもの頑張りを認める機会が増えた
という変化がおきました。
まだまだ一人で自発的に・・・という状態には程遠いけれど、こういう小さな工夫ひとつで、夏休みの宿題へのイライラを減らすことができ、その結果、親子の会話や関わり方にも変化がおきるんですね。
どうぞ、皆さんの夏休みも、親子にとって充実したものになりますように。
マザーズティーチャー 山下イクミ