転勤族育ちっていいなと思うこと~「自分ごと化」力が育つ環境

檜原村

転勤族っていうと

それに帯同する家族にとっては

あまりいい印象はないかもしれません

 

そういう私自身も

表向きはポジティブに話していても

 

転勤は嫌だなぁ〜と

ずっと思っていました。

(旦那さん、ごめんなさい、、、)

 

でも、最近

子どもたちを見ながら

私には持ち合わせていない

 

転勤族の子どもだからこその

素敵な感性に気がつたので

シェアさせていただきますね。

 

 

この記事の内容

わたしたちが暮らしてきた地域

 

わが家は

東京都と愛知県に夫婦の実家があり

新潟県青森県埼玉県東京都

と暮らしてきました。

 

 

娘に至っては

今年1年間

鹿児島県の種子島に宇宙留学中で

 

北国の暮らしも

南国の暮らしも

 

地方の暮らしも

首都圏の暮らしも

離島の暮らしも

 

経験している強者。

 

 

息子も

娘ほどではありませんが

 

夏休みに1週間

小笠原に子どもキャンプに行ったことで

小笠原諸島

身近な存在になったようです。

 

 

転勤族育ちのこどもたちの感性

 

そんな娘や息子のようすをみながら

最近思うことは

 

彼らにとっては

日本全国が身近な存在

だということ。

 

その地域のニュースが流れると

その地域の人を思い出し

あの場所の風景や空気を思いだして

いるようなんですね。

 

 

ちなみに私は

 

父方の祖父母も

母方の祖父母も

住んでいた市内在住だったので。

 

ニュースに出てくる場所は

地図上のもの

教科書に出てくるもの

という感覚があったように思います。

 

 

人や風景や空気を思い出せる子どもたち

 

温度が加わって

そこに自然と感情がのってくる

 

旅行でももちろん

その地域を感じられるけれど

 

毎日そこで暮らしているからこそ

身体全体で感じて記憶として残る

さまざまなものがあるように感じます。

 

 

これからの学習でも求められる「自分ごと化」力

 

今、学習においても

主体的・対話的で深い学びの実践の中で

「自分ごと化」して考えることが

必要とされています。

 

転勤でさまざまな地域を

経験した子どもたちは

 

ひとつの事実

ひとつの文章

ひとつの画像から

 

自分自身のなかの感情といっしょに

どんどんと想像を膨らませているのかもしれない

 

もしかしたら

「自分ごと化」力を

たくさん秘めているのかもしれない

 

彼らを見ているとそう思います。

 

 

さいごに

 

いつどこに引っ越すか分からない

転勤族という暮らしは

もちろん大変なこともたくさんあります。

 

でも

今この時代だからこそ

 

そんなさまざまな環境で

さまざまな経験をした子どもたちは

大きく翔けるかもしれませんね。

 

そんなふうに考えると

転勤族も悪くないのかもしれない

なんて思えます。

* * *

 

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