みなさん、炊飯器ってどのように選んでいますか?
もちろん美味しく炊けるものがいいですが、それ以外にもいくつか自分なりのポイントを押さえて選ぶと、使いやすくてお気に入りの一品が見つかるかもしれません。
わが家の場合は、子育て真っ最中。
●ごちゃっとなりがちなお部屋をきれいに見せたいから、デザインはシンプルなもの!
●お掃除は苦手だから、洗いやすいもの!
●子どももお手伝いできるような仕様のもの!
という3つのポイントで選んだ炊飯器のことを、今日はご紹介しますね。
この記事の内容
前回の炊飯器選びの失敗
前回の炊飯器を買ったのは、娘がまだ離乳食のころ。
その頃は、新潟県に住んでいたということもあり、どんな炊飯器で炊いてもお米が美味しい!
だから、それほどこだわりもなく購入してしまい・・・結果「ちょっと失敗したなぁ」と思うことがけっこう出てきてしまいました。
失敗1:色が目立つので存在感「大」
まず1つめの失敗ポイントは、色でした。
前回購入した炊飯器の色は、なんと「赤」!
今思えば、いかにも目立つ、存在感のある色なのですが。
当時、新車を買ったばかりで、ちょうどその車と同じような色だったんです。
しかも、赤といっても、ちょっとシックな上品な赤だったので、「なんかこういうのも素敵だな」と思って、たまには冒険してみようという気持ちで買ったんです。
もちろん、最初は気に入っていたのですが・・・
だんだんと子どものモノが増えてくるにつれて、家の中のモノが増え、家の中に存在する色も増えてきました。
そうすると、なんだか、とてもごちゃついた印象になってきてしまったんです。
この色も好きだけど、これが白だったら、もっと部屋がスッキリとするだろうなぁ・・・
と、だんだん「赤」という色にプチストレスを感じるようになってしまいました。
次に買うなら、絶対に「白」がいい!
いつしか、そんな風に思うようになりました。
失敗2:パーツが多い!
前回使っていた炊飯器には、蓋部分に、取り外せるパーツが4個ついていました。
洗うときには、これをすべてバラバラにして、洗わなければなりません。
しかも、けっこう凹凸が細かいんですよね。
毎回、外して、洗って、ゆすいで、拭いて、組み立てて、セットする。
余裕があるときならいいのですが、疲れているときや、忙しいときは、この作業が面倒に感じることがあったり。
ときには、洗い忘れもすることがありました。
失敗3:汚れがたまりやすい!
また、炊飯器の背面の取手部分にも大きく凹凸があり、ここにも埃やごはんカスがたまりやすいという問題がありました。
もちろん、お掃除をマメにする方なら、問題ないと思うのですが。
わたしは、どちらかというと、お掃除は苦手なタイプ。
やるときはやるけど、ちょっとうっかりすると、汚れをためてしまうんです(特に見えない部分!)。
次回は、もっと掃除しやすくて、パーツが少ないものがいい!
これも使いながら気づいた反省点でした。
新しい炊飯器に求めた3つのポイント
こういった失敗を踏まえて、新しく買う炊飯器に求めたポイントは、下記の3つでした!
1)色は「白」か「黒」
2)パーツが少なくて、洗いやすいもの
3)子どもがお手伝いしやすいもの
1と2は、前回の失敗を踏まえたポイント。そして3は、子どもの成長ととも加わった、新しいポイントです。
現在、娘は小2、息子は年中。
私も出張等で、留守を家族に任せることが多くなってきました。
ちょっとずつ、炊飯のやり方も覚えていってほしいな、と思うようになってきたのです。
お手伝いしやすいといっても、いろいろなポイントがあると思うのですが、ここで私が考えていたのは、「ボタン操作がしやすい」ということでした。
高機能でたくさんのボタンがあるよりも、シンプルでどのボタンを押せばよいかがわかり易いものがいいな、というのが3つめのポイントです。
選んだのは、三菱炊飯器「炭炊釜」
この3つのポイントをもとに、家電量販店にいき店員さんに質問ぜめ!よし、これだ!と選んだのは、三菱炊飯器「炭炊釜」でした。
ポイント1:洗いやすい
なんと、この炊飯器、蓋部分のパーツがたった1個なんです。つまり「蓋」のみ。
しかも、蒸気パーツの部分は、パカッと開ければ、中もシャカシャカと簡単に洗えます。圧力炊飯器のように、入り組んだ構造もありません。
そして蒸気口の本体側も、↑この写真のように↑凹凸が少なくゆるやかな曲線なので、サッとふけば大丈夫!
これだったら、洗いやすいし、洗い忘れもなくなりそう♡
さらに、この炊飯器には、持ち運び用の取手もなく、キューブ状のシンプルなつくりなので、本体外側のお掃除も楽ちんです。
ポイント2:色がシンプル
本命は白だったのですが、残念ながら、こちらの炊飯器、白色がありませんでした。(同シリーズで、機能が違うものでは「白」もありましたが)
でも、フォルムもシンプルだし、黒ならまったくの許容範囲!ということで、黒で即決。
わが家のキッチンは、モノトーンでそろえているので、良い感じにまとまっています。
ポイント3:子どもがお手伝いしやすい
こちらの炊飯器、なんと「音声ナビ」という読み上げ機能がついています。
炊飯器のボタンは、漢字での表記ですが、読み上げてくれることで、年中さんの息子でも、簡単にどのような操作をしているかわかります。
そして、「この音声が聞きたい!そのためにボタンを押したい!」というのがモチベーションになって、よくお手伝いしてくれるようになりました!
ほら、今日も「明日のごはん炊こうかな・・・」って言ったら、来ましたよ。キッチンに。
子どもって、ちょっとした機能や工夫で「やりたい!」という気持ちになるので、子育てママのもの選びは、こういった点にも気を配るといいかもしれませんね。
まとめ
小学生と幼稚園児がいるわが家では、
●洗いやすい → 時短!ストレスレス!
●シンプルな色とフォルム → 部屋がごちゃごちゃしない!
●子どもが手伝う気持ちになる仕掛けがある
の三菱炊飯器「炭炊釜」を選びました。
でも、これは、あくまでわが家の場合。
長く使える、お気に入りのモノを選ぶときには、それぞれの家族のようすから、大切にしたいことをピックアップするといいと思います。
この記事が、あなたのおうちに合った、お気に入りのモノを見つけるためのヒントに少しでもなれば、幸いです。
整理収納アドバイザー 山下イクミ